[大腿骨骨折(脚の付け根・太ももの骨の骨折)について]
脚の付け根・太ももの骨を骨折(大腿骨骨折)の治療・手術・入院・リハビリ
術後のリハビリはどんなことをするのですか?
術後は、まずベッドから起きて、座る・立つ・車いすに乗る訓練やトイレに行く練習を行います。しばらく車椅子に座って、血圧などの変動がないか、食事をとることができるかなども見ていきます。
立位・立ち上がりがスムーズにできるようになったら、次は平行棒内歩行訓練となります。訓練の進行に合わせて、痛みが出やすい時期は決まっていますから、訓練時は、理学療法士が患部状態や動作状態を評価して、適切な運動量への変更や適した運動方法への改善など、その状況に合った調整をします。
もし、訓練をうける場合は、痛みや症状は遠慮せずに療法士に伝えてください。
歩行に慣れてくれば、最終的に歩行器~杖歩行訓練に移ります。必要があれば、屋外を歩く練習も行っていきます。