まずは、かかりつけの医療機関にご相談いただき、面談のお申し込みをお願いします。

面談では、

• 現在の状況や、今後どのように過ごしたいかといったご希望を確認します。
• 当院の緩和ケア病棟について、できること・できないことをご説明します。
• お部屋や病棟設備の見学をご案内します。

その後、緩和ケア病棟入院のお申し込みの意思確認をさせていただきます。
面談後すぐに入院するというわけではなく、今後に備えたご相談だけでも受け付けていますので、安心してお申し込みください。

かかりつけ医に相談し入院の手配をしてもらってください。
緩和ケア病棟に空いている部屋がない状況であっても、一般病棟へ先に入院していただき、２４時間体制で入院の対応をしています。
入院後、緩和ケア病棟の部屋が空き次第、順番にご案内します。

緩和ケアを必要としているできるだけ多くの患者さんに利用していただくため、症状が安定している方には在宅医療、または施設等の療養場所の変更を提案・支援しています。
より良い生活を送っていただけるよう、多職種スタッフで相談を受けています。

当院では７～10日ほどの短期入院も受け入れています。
介護をされている方のお仕事の都合で在宅療養が難しい場合や、リフレッシュを目的としたご利用など、さまざまな理由での入院をご相談いただけます。
ご希望の際は、かかりつけの医療機関へご相談いただき、入院の手続きを進めてください。

意識がない状態でも入院は可能です。
また、ご家族が介護を続けることが難しいと感じられた場合には、ご家族のケアを目的とした入院もお受けしています。
ご希望の際は、かかりつけの医療機関を通じてご相談ください。

何度でも入院していただくことが可能です。
いつでも自宅や病院など、療養の場を選択していただけます。

当院では、がんの進行を抑える積極的な治療、延命処置（人工呼吸器装着・心臓マッサージ・昇圧剤の使用）、心電図モニター・酸素飽和度モニターの装着、透析は行いません。

「体や心のつらさを和らげる治療やケア」「リハビリテーション」など積極的に行っています。
また、「症状緩和に有効な酸素療法」や「輸液」などについては、ご相談のうえで実施する場合があります。
他の治療については面談の時にご相談ください。

入院中は、医師や看護師による体調の確認やリハビリを行いながら過ごしていただきます。
それ以外の時間は、全室個室のため、テレビを見たり本を読んだりと落ち着いた環境で自由にお過ごしいただけます。
お食事・お菓子の持ち込みも可能です。（※糖尿病の治療をされている場合は医師の指示があれば可能です。 ）
夕食のみ選択制のメニュー「お好み食」もありますので、お食事も楽しんでいただけます。

スタッフの介助の下「寝ながらお湯に浸かることのできる設備」を整えています。
ご自身で入浴が可能な患者さんには、シャワー室をご案内しております。

可能です。
入院中であっても、患者さんとご家族の大切な時間を尊重しています。
ご希望やご相談は、入院中いつでもお声がけください。

可能です。
毎月訪問美容師の方に来ていただき、ご予約の上、カット・カラー・パーマを行っています。
費用は看護師にご確認ください。

緩和ケア病棟では０才のお子さんから面会していただけます。

ご家族の付き添いが可能です。
有料個室にはソファーベッドをご用意しており、患者さんとご一緒に宿泊いただけます。
ご希望の際は、事前にご相談ください。お部屋の調整をさせていただきます。

より良い生活を送っていただけるよう、当院では積極的にサポートいたします。まずは担当の看護師へご相談ください。
希望の退院日に合わせ、「在宅医療機関への連絡と必要な医療行為の調整」「ご家族に自宅で行っていただくケア」などお伝えします。
必要に応じて、ご家族と在宅医療機関（往診医・訪問看護・ケアマネなど）・当院スタッフでカンファレンス日を設定し、安心して自宅で過ごせるよう話し合いを行います。