リハビリテーション部 部長の挨拶
リハビリテーションの主役は患者さんやご家族です。私たちは私たちに出会うすべての患者さんに、出会う前より元気に、さらにその方らしく人生を過ごしていただけるよう、専門職としての役割を発揮していきたいと思っています。
私には忘れられない患者さんがおられます。その方は、約半年の病院生活ののち、ご自宅での生活に復帰され、しばらくして「病気になってよかった、だってみんなに会えた」と話してくださいました。ご自身の生活を取り戻したとご自身が感じられた瞬間であると受け止めています。百人百様、すべての患者さんの人生がより豊かなものへと向かうよう、私たちは、日々工夫と努力を続けていきます。
リハビリテーション部 部長 椎木 洋子
回復期リハビリテーション課 課長の挨拶
当院の回復期リハビリテーション病棟は2008年に開設し、10年以上地域の方々と共に歩んで参りました。回復期リハビリテーション病棟ではその方の身体状況、目標設定、退院後の方向性により、在棟期間は様々です。入院の要因となる脳卒中や骨折が発症すると、それまで元気に過ごされていた方が急に入院しなければならなくなり、その心痛は計り知れないことと感じております。
当院では身体的な障害はもちろんのこと、精神的な悩みにも充分な配慮をし、患者さんに寄り添い、ひとつひとつの問題を丁寧に解決していくよう、スタッフ全員が全力で取り組みます。
更に、当リハビリテーション部門の理念である『行動のすべてをQOL(生活の質)向上の力へ』を常に考え、その人らしさを最大限に引き出し、大切な人に安心して入院生活を過ごしていただけるよう、これからも日々研鑽を続けて参ります。
回復期リハビリテーション病棟
回復期リハビリテーション課 課長 福田 大輔
リハビリテーションの考え方
< 2022年度 リハビリテーション部方針 >
< 2022年度 回復期リハビリテーション課方針 >
東大阪病院でのリハビリテーションのこだわり
地域にお住まいの患者さんの生き生きとした安心安全な生活を支援するため、急性期リハビリテーション・回復期リハビリテーション・緩和ケア(がん)のリハビリテーション・外来リハビリテーションと多様な時期・疾患へのニーズに対応しています。
機能面の回復を目指す事はもちろん、患者さんの生きがいが再び得られるよう、百人百様、お一人お一人の患者さんにあわせた「オンリーワン」のリハビリテーションプログラムを提供しています。同じご病気・おけがであっても、患者さんの心身機能の状態、年齢や性別、仕事、家庭での役割、趣味、家族・住宅環境、できるようになりたいことや・生活の中で大切にしたい事や実現したい事などの思いは、人それぞれ違います。これらのご本人様やご家族の思いを大切に、「してもらうリハビリ」から、「自分でするリハビリ」へ向かうよう、リハビリテーションプログラムを作成しています。入院中も生活感を失わないよう、患者さんの自主的な行動を促進する様な関わりを大切にしています。
私たちが療法士に求めているもの
リハビリテーション部門 スタッフ数・資格
理学療法士 | 44名 |
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作業療法士 | 23名 |
言語聴覚士 | 8名 |