[在宅医療・ケア]
在宅リハビリテーション課
在宅リハビリテーション課の紹介
東大阪病院附属クリニックの在宅リハビリテーション課は、訪問リハビリテーションサービスを行っています。
近隣5区(城東区、鶴見区、旭区、都島区、東成区)に当クリニックから自転車で20分以内に移動できる範囲でサービスを展開しています。
『その人らしい生活を取り戻すこと』を運営方針に掲げ、ADL拡大だけでなく、その人の生きがいや役割作りのお手伝いをするなど、地域に根差したサービスを提供しています。
病気や骨折、加齢に伴う体力低下により日常生活に不自由がある方を対象に、ご本人だけでなく、ご家族も一緒に実際の生活場面で指導を受けることができます。また、当クリニックには言語聴覚士も在籍しており、嚥下の評価や栄養面に対するアドバイスも行っています。

玄関に段差が多くて外出が難しい
手すりの設置や段差の解消を行い、外出に必要な訓練を行います。

介助方法がわからない
ご本人の能力を引き出した介助方法をご家族に指導します。

歩行に不安があり一人で買い物に行けない
実際の買い物の場面での歩行訓練や動作訓練を行います。

脳卒中の後遺症による高次脳機能障害が心配
嚥下機能を含む高次脳機能障害を評価し、食形態や食事の介助方法、適切な関わり方を提案します。
ご本人へのリハビリのみならず、施設の職員から生活上問題になる動作の相談を受けたり、介助指導を行ったりしています。
在宅では身体状況の変化により生活に不安を感じる方も多いと思われます。
在宅生活を継続するために不安を解消し、安全かつ活動的に過ごせるようにお手伝いさせて頂きます。
いつでもご相談お待ちしております!!
在宅リハビリテーション課


利用料金
要支援
介護予防訪問リハビリテーション | 1回(20分):307単位 利用開始日の属する月から12月超で5単位/回減算 |
サービス提供体制強化加算Ⅰ | 1回(20分):6単位 |
短期集中リハ加算 退院(退所)日もしくは認定日から3月算定 | 1日:200単位 |
要介護
訪問リハビリテーション | 1回(20分):307単位 |
サービス提供体制強化加算Ⅰ | 1回(20分):6単位 |
移行支援加算 | 1日:17単位 |
短期集中リハ加算 退院(退所)日もしくは認定日から3月算定 | 1日:200単位 |
リハマネ加算Bイ | 1月:450単位 事業所の体制が整い次第「リハマネ加算Bロ…1月:483単位」に変更 |
当課の取組み
開始から卒業まで
介護保険法は効果的なサービスを提供できるようにSPDCAサイクルに沿った取り組みを推奨しています。
当課においても事業所独自のSPDCAサイクルを作成し、提供するサービスの質の向上を目指しています。

調査 12
依頼者より情報収集すると共に、かかりつけ医やケアマネジャーに連絡をとらせていただきます。
利用者さんの自宅に伺い、状態を確認し、リハビリの目標や内容を共有します。

計画 345
当クリニックの医師による診察を行います。
診察は病状の聞き取りはもちろん、生活上困る動作はないかなど、在宅生活に沿った内容となっています。
セラピストも同席し、一緒に内容を確認し、状態を医師に伝えます。

リハビリテーション会議も行います。
利用者さんや家族さん、医師、セラピスト、ケアマネジャーなどが出席します。
リハビリテーションの視点を意識した関わりを持つために、利用者に関わる全ての人で情報共有します。
リハビリテーション会議は3ヶ月に一度開催し、生活状況の確認や目標の見直しを行います。

実行 6
訪問リハビリは在宅生活を継続するために参加や活動に向けた関わりが中心となることが多いです。
リハビリテーション内容は、入浴動作練習や歩行練習(右の写真は歩行練習に必要な装具を選定しています)などがあります。

参加のアプローチとしては、主婦としての役割を担うための練習や社会復帰のための公共交通機関の利用練習も行ったりします。
機能回復のみに捕らわれず、生きがいや役割作りのお手伝いにも心がけています。

評価・改善 78
担当セラピストと役職者を交えて計画書を用いながらミニカンファレンスを実施しています。
目標の達成状況やリハの進捗状況、活動参加に視点をおいた関わりができているかなど、リハビリテーション内容の見直しや確認を行います。

継続 / 卒業・終了
最終的に利用者さんや家族さん、医師、多職種を交えて今後の方向性を検討します。
当課は目標達成して訪問リハビリを卒業し、利用者さんが次のステップに進むための手段として、他のサービスへの切り替えや社会参加の場へ移行することが多いです。
[スタッフ募集] 中途入職者のインタビュー
訪問リハビリスタッフを募集しています。 入職に不安がある方は是非参考にして下さい。

Interviewee
- 理学療法士4年目で回復期リハビリテーション病棟から
訪問リハビリの職場に転職しました。
入職して1年が経過しました。
今までで在宅で働いた経験がありますか?
在宅で経験を積むことに不安はありませんでしたか?
どれぐらいの期間、先輩の訪問に同行していましたか?
一人で担当したのはいつからですか?
どんな時に訪問リハビリのやりがいを感じますか?
部署はどんな雰囲気ですか?
スタッフの経験年数はどれくらいですか?
新しく入職するスタッフに伝えたいことはありますか?
自転車は10台以上!!
基本は電動自転車での訪問です。
遠方はバイクを利用します。
晴天の日は制服が並び雨天の日はカッパが並びます!
部署では常に情報交換。
STは捕食もサポート。
サンプルいっぱい。
PTは福祉用具の選定もします。
たくさんカタログを見て比較して良いものを…。
お昼の時間帯はスタッフ同士で電話の取り合い。利用者さん、家族さん、かかりつけ医、ケアマネジャーなど、情報交換する所がたくさん。
スタッフは一日最低3回検温を徹底!!
感染対策として下記を携帯‼
ビニールエプロン、フェイスシールド、ペーパータオル、石鹸、アルコール消毒液、ビニール手袋、除菌シート、ゴーグル。</spa

鞄はいつもパンパンです。