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あの時、COPM(カナダ作業遂行測定)を知っていたら…はじめて担当させていただいた患者さん
【2020-11-11】カテゴリー:OTの仕事、その他、リハビリ部 部長より

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管理職ブログチーム 部長の作業療法士椎木ですニコニコ

朝晩が寒くなってきましたね。

市中でのコロナ患者さんの数もまたまた増加傾向です。


寒くなってきましたが、朝の朝日が昇る時の空の色や、日が落ちる時の夕焼けはとっても綺麗ですよ。コロナの事など、気持ちが落ち込むことがあるかもしれませんが、自然に元気をもらって第3波をはね返していきましょうグッ

 

さて、今日は私が作業療法士(OT)になって、はじめて担当させていただいた患者さんのお話です。

 

 

平成生まれの療法士と一緒に仕事するようになって、まだまだ駆け出しと思っていた自分の経験年数に自分で驚くってことがありましたが、さらに月日が経過し…
今では、赤ちゃんが成人式を迎える以上の長きにわたって、作業療法士(OT)を続けることが出来ています。本当に幸せですクローバー
自分の人生で、作業療法士(OT)じゃなく過ごした期間よりも、作業療法士(OT)として生きてきた時間が長くなっているんですよ。
それぐらい昔のお話ですが、おつきあいしてもらってよろしいでしょうか? 

 

その男性患者さん(Aさんとします)は、80代。

片麻痺、麻痺側はほとんど動かず補助手としても使うことは難しい状況でした。

言葉での会話はできました。

在院中にリハビリテーションを行い、短下肢装具をつけて、4点杖で歩行が出来るまでになって、自宅に退院。その後、デイケア等も利用しながら在宅生活を送られていました。
私は、入院中から退院後の訪問リハリハビリテーションも担当させていただいていました。その後、徐々に体調を崩して永眠されました。

訪問リハビリテーションでは、Aさんは上肢が自分の力では動かすことが出来ないので、三角巾をしないと腕がだらりと落ちてしまって動作が行いにくかったり、肩が痛くなったりするため、三角巾代わりにウエストポーチで上肢を固定する道具などを作って、歩行練習に取り組んでおられました。 

今の私がその患者さんをもう一度担当することが出来たなら…


私はきっと、ADOC(Aid for Decision-making in Occupation Choice; エードックと呼びます)や、COPM(Canadian Occupational Performance Measure;シーオーピーエム;カナダ作業遂行測定;脳性麻痺リハビリテーション)をさせてもらうだろうと思います。

※ADOC、COPMについては、各単語をクリックしていただく、専門サイトもしくは詳細説明ページへ飛びます。


そして、

「何かやってみたいことやりましょう。」っと

話をするだろうと思います。

 

その当時は、まだCOPM等を知らず(ADOCはまだ開発されていません)、機能改善の練習や日常生活動作の練習ばかりで、患者さんの大事にしていることをほとんど聞けてなく、覚えているのはそんな練習シーンばかり。

新米の私にAさんはある意味合わせて下さっていたのかな…とも振り返ります。
リハビリ栄養の知識もなかったので、知っていたらもっと違った関わりができたかもしれません。


 

一生けん命考えたプログラムですが、今思うとAさんと一緒には作れてなかったんですよね。大きな病気を乗り越えて、本当にやりたかったことや生活を支援できていなかったのでは?と思うと、その関わりが悔やまれるんです。

今は、療法士にとって恵まれている環境です。
時間もツールも豊富です。
訓練時間、駆け出し当時は、おひとり15分、3人同時に訓練なんてこともあったんですよ~。1日本当に20人近くの患者さんを診ていました。残業で遅くなりすぎ、看護師さんにお化けに間違えられたことも…(当時の制服が白だったので)。

 

 

そのため、ぜひ作業療法士(OT)の資格を取った方には、そんな使えるツールを使いこなし、対象者さんの意味のある作業を取りもどす、あるいは獲得する関わりをしてほしいなと思います。

 

 

当院は、機能訓練ももちろん行いますし、ADL訓練も行います。


ただ、同時進行でCOPMやADOCを活用する事例もあり、その人の作業を活用させていただいたり、目標にしながら関わっています。

 
意味ある作業はとてもパワフルです! 

 

一緒に働いてみたいなとピンっと来られた方は是非、見学会にお越し下さいねウインク
お待ちしています! 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

当院のリハビリテーション部の見学会情報はコチラからご確認下さい。

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