今年、当院リハビリテーション部では、さまざまな学会で演題発表を行う機会に恵まれました。
第8回日本がん・リンパ浮腫理学療法学会学術大会を皮切りに、2025年度森ノ宮医療大学学術大会、第23回大阪病院学会、第59回日本作業療法学会、第23回日本神経理学療法学会学術大会、第13回日本運動器理学療法学会学術大会、そしてリハビリテーション・ケア合同研究大会2025大阪と、幅広い分野の学会で日々の臨床から得た知見や取り組みを発信することができました。
これらの発表で扱ったテーマは、私たちが普段の臨床現場で感じている課題や、患者さんにより良い支援を届けるための工夫が中心です。日々の関わりの中で「もっとこうできるのではないか」「この現象はなぜ起きているのか」といった疑問を積み重ね、スタッフ同士で話し合い、形にしていきました。

(予演会の様子)
また、学会に参加することで、他施設の先生方の実践や最新の知見に触れ、多くの刺激を受けました。それと同時に、自分たちの取り組みを振り返り、さらに改善すべき点や新たな視点に気づく良いきっかけにもなりました。 個々の発表内容や、参加しての感想は、べつの機会にご紹介させていただきます。

(発表の様子)
私たちが大切にしているのは、こうした学びを臨床に活かし患者さんへ還元することです。
何より、こうした学びが患者さんにとってより良い支援につながる瞬間に、私たちは大きなやりがいを感じています。臨床での疑問から生まれた研究や発表が、最終的に目の前の患者さんの笑顔や生き方の支えにつながるよう、今後もチーム一丸となって取り組んでいきたいと思います。これからも臨床と学びの循環を大切にしながら、より質の高いリハビリテーションを提供できるよう努めてまいります。
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社会医療法人有隣会 東大阪病院
リハビリテーション部
・急性期リハビリテーション課
・回復期リハビリテーション課
文責:リハビリテーション部 部長 椎木
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