今日は、今年度大阪国際会議場(グランキューブ大阪)で開催された第13回日本運動器理学療法学会学術大会(テーマ:「運動器理学療法におけるアウトカムを確立する」)についてご紹介します。
全国から2千名を超える理学療法士や医療関係者が集う大規模な学会で、運動器理学療法の最新の知見や実践、研究動向が一堂に会した、まさに“理学療法の今”を体感できる場でした。
当院からも演題発表や複数の療法士が参加しました。
特に印象に残ったのは、「運動機能障害の可視化」「アウトカムの明確化」といった、理学療法の効果や評価法に真正面から向き合うテーマの数々。関節疾患や膝・腰・股関節のリハビリテーション、疼痛管理、術後の機能回復といった臨床に直結するセッションが多く、「どのように評価し、どのように改善につなげるか」という根本的な問いに立ち返る貴重な機会でした。

(ポスター発表)
~参加した療法士より~
◎Aさん
自分が運動器疾患の患者さんを主観的評価で評価していることが多いと気づく機会になりました。自分の臨床を振り返る機会になりました。統計方法や研究の着眼点、クリニカルクエスチョンの立て方など勉強になることが多く、当院ならではの良さをまとめられるようになって発信していきたいと思いました。
◎Bさん
初めての大きな学会で、ポスターや演題数、参加人数の多さに驚きがありました。医療の進歩の速度を目の当たりにし、普段の臨床を経験する・こなすだけでなく、随時最新のエビデンスやトピックスを学んでいく必要性を感じました。将来は自分自身が発表できるように自己研鑽に励みたいと思いました。
◎Cさん
全国の病院やクリニックの先生方が自分と同じ業務量か、それ以上の業務量の中でリハビリの発展のために研究に取り組んでおられることに大変驚きました。また、エコーガイドを行うことでよりスピード感を持って治療が行えるということも、再認識する機会になりました。エコーのトレーニング頑張ろうと思いました。研究に参加させていただいたことが、今後につながる良い機会になったと感じました。
これらの発表で扱ったテーマは、私たちが普段の臨床現場で感じている課題や、患者さんにより良い支援を届けるための工夫が中心です。日々の関わりの中で「もっとこうできるのではないか」「この現象はなぜ起きているのか」といった疑問を積み重ね、スタッフ同士で話し合い、形にしていきました。

(ポスターの前に集合!)
このような場で得た学びや刺激は、ただの“知識”にとどまらず、日々働く病院のリハビリテーションの現場や、チーム運営、そして患者さんへのケアにもつなげています。知見と経験を臨床に反映させることで、「運動器リハ」「整形術前後リハ」「維持期リハ」など多様なフェーズにおいて、より質の高いリハビリテーションを提供できるように、これからも取り組んでいきます。
*当院では、理学療法士(中途、急性期・回復期ともに)、作業療法士(中途、回復期)を募集しています!一緒に働いてみたい方はぜひ見学会にいらしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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社会医療法人有隣会 東大阪病院
リハビリテーション部
・急性期リハビリテーション課
・回復期リハビリテーション課
文責:リハビリテーション部 部長 椎木
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TOYOTAが開発した最先端のロボット機器 ウェルウォーク(WW-2000)を導入しました。
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