今日は、緩和ケア病棟の定期ピアノコンサートについてご紹介いたします。
先日、緩和ケア病棟で定期ピアノコンサートが開催されました。音楽療法活動をされているピアニストの西山満理先生をお迎えして、月に1度行っています。病棟の中央にあるデイルームに集まり、先生のピアノ演奏を楽しみます。座るのが難しい方はベッドで横になってなど、それぞれの患者さんが楽に過ごしやすいように参加いただき、面会のご家族も一緒に参加いただきました。
西山先生がピアノを演奏され、美空ひばりさんの曲や患者さん・職員からのリクエスト曲、季節に合わせた曲など一緒に歌って楽しみました。12月の雰囲気に合わせパイプオルガンの音色で演奏してくださり、お誕生日を迎えられた患者さんには「ハッピーバースデー」を全員で合唱し、病棟全体が温かい空気に包まれました。

(ピアノ演奏の様子)
普段は眠っておられることの多い患者さんが、この日は目を開けて音に耳を傾けられたり、ご家族から「久しぶりにこんな表情を見ました」とのお話もありました。また、参加された患者さんも「演奏素敵だったね」「楽しかった」と穏やかな笑顔を見せてくださっていました。
緩和ケア病棟では、患者さんとご家族がその人らしく過ごせるよう、さまざまな取り組みが行われています。リハビリ療法士も病棟行事に参加したり、日々患者さんの状態に応じて、痛みが増加せずに生活動作ができるように練習をおこなったり、また、その方が大切にされている活動ができるように一緒に考え関わっています。
コンサートでの患者さんやご家族の穏やかなひと時をご一緒できてうれしく思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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社会医療法人有隣会 東大阪病院
リハビリテーション部
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