今日は2025年秋、高松で開催された第59回日本作業療法学会(テーマ:「作業療法の価値を高めるエビデンスの創出」)について紹介します。全国から多くの作業療法士や医療関係者が集まり、作業療法の「今」と「これから」を感じる、刺激あふれる3日間でした。

一般演題会場にはポスターや口述発表が多数並び、若手からベテランまでさまざまな立場のOTが、それぞれの臨床経験や研究成果を披露していました。多施設・多職種の視点、地域のニーズ、そして“患者さんの生活を支える作業療法”へのこだわり――それらがリアルに表現された場であり、共有する熱量に圧倒された学会だったとのこと。
演題では、OPHI-II と OQ を用いて「その人にとって大切な作業(役割)」を可視化し、作業を阻害していた要因に介入したことで、役割再獲得につながった症例が紹介されました。評価を通じて本人の価値観や生活背景を整理し、疼痛や筋力低下への介入と並行して、再びその人らしい生活行為を取り戻すプロセスについて報告。「痛みがなくなればもとに戻れる」と考えていた対象者さんが、痛みがあるまま役割再獲得に向けた取り組みへと迎えたことは、作業療法の本質である“意味のある作業への再参加”がどのように支えられるのかを伝える内容となっていると思います。

(ポスター発表:興味を持ってくれた方との意見交換)
~参加した療法士より~
10年後作業療法士として生き残るために、医学的な知識とセルフケアや生活能力を高める介入が求められていることが分かった。当院で学べることが多くあり、学会での経験を後輩に伝えて、作業療法の質を向上し対象者に還元できるようにしたいと思います。
学会を通して「学び続けること」「多様な視点を取り入れること」「そして何より、“作業療法の価値”を問い続けることの大切さ」を感じます。
今後も、これらの体験・経験を職場で実践に落とし込み、患者さんや地域の方々の“よりよい生活”につなげていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
*当院では、理学療法士(中途、急性期・回復期ともに)、作業療法士(中途、回復期)を募集しています!一緒に働いてみたい方はぜひ見学会にいらしてください。お待ちしています!


(ご当地ならではのうどん!)
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社会医療法人有隣会 東大阪病院
リハビリテーション部
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・回復期リハビリテーション課
文責:リハビリテーション部 部長 椎木
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TOYOTAが開発した最先端のロボット機器 ウェルウォーク(WW-2000)を導入しました。
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