転職や就職は、誰にとっても人生の大きな転機です。特に専門職である医療従事者にとって、新しい環境に飛び込むことは、スキルアップへの期待とともに、人間関係や業務内容への不安も大きいものです。
「この病院は本当に安心して働けるのだろうか?」
「入職後、きちんとサポートしてもらえるだろうか?」
そんな皆さんの疑問や不安に、当院独自の取り組みでお答えします。私たちは、単なる知識や技術の習得だけでなく、心の面でも安心して成長できる環境づくりを何よりも大切にしています。
その一つが、入職者を対象とした「部署を超えた面談」です。
新人・中途入職者を問わず、入職後3か月もしくは半年ごとに、業務で直接関わりの少ない他部署の先輩職員が面談者として面談を担当します。この制度の目的は、直属の上司や部署の人間関係から離れた「第三者の視点」から、皆さんの本音を聞き、サポートすることです。
先日行われた面談では、当院の働きやすさや教育体制を物語る、多くの貴重な声が被面談者から寄せられました。その一部を、具体的なエピソードを交えてご紹介します。
面談を担当した面談者から、こんな報告がありました。「先日の面談で、被面談者Aから『周りの先輩方が本当に優しくて助かっています』という言葉がありました。少し残業が続いた日、被面談者Aが困った顔をしていると、先輩看護さんがそっと声をかけ、業務を手伝ってくれたそうです。忙しい時でも、『困っている人がいたら助ける』という文化が自然と根付いていることに、私も改めて気づかされました。」
さらに、被面談者Bからはこんな声も寄せられました。
「先輩方が前向きな姿勢で仕事に取り組んでいらっしゃるので、たくさんの刺激をいただいています。自分から『〇〇の業務に挑戦してみたいです』と相談すると、みなさん真剣に話を聞いてくださり、一緒に解決策を考えてくれるんです。こんなにも主体性を尊重してくれる職場は、他にはないと思います。」
当院では、先輩職員一人ひとりがプロフェッショナルとして、常に知識と技術を磨き続けています。その熱意が、新しく入職する皆さんの成長意欲に火をつけ、挑戦を後押しする力になっているのです。
面談では、働く環境に関する具体的な声も多数聞かれました。
被面談者Cは、
「この病院は、職種の役割分担が明確になっているので働きやすいです。自分の専門性を最大限に活かせる環境だと感じています」と話しました。また、医師と看護師との情報共有が密に行われており、スムーズな連携が業務効率を高めている点も、働く上での大きな安心材料となっているようです。
同じくリハビリテーション療法士の被面談者Cは、
専門職として成長できる環境について語ってくれました。「リハビリテーション療法士の数が多く、様々な経験を持つ先輩から多様な意見を聞けるのが、とても勉強になります。また、設備の充実度も高く、最新の機器を使った治療に携われることが、大きなやりがいにつながっています。」
これらの声は、当院が専門職として成長できる、質の高い環境を提供していることの証明です。
「社会人になって、そして理学療法士になって、不安ばかりでした。でも、この病院は教育がしっかりしているので安心できました」
これは、ある新人のリハビリテーション療法士、被面談者Dの言葉です。
彼は、入職から3か月が経ち、今は3名の患者さんを担当しています。
実は、他の病院に入職した友人から、入職1か月で十数人の患者様を任されたという話を聞き、焦りを感じていたそうです。
しかし、彼の指導担当の先輩は、その不安を察し、こう声をかけてくれました。
「長い理学療法士人生なんだ。焦る必要はないよ。友達は友達。〇〇さんは〇〇さん。まずは一人の患者さんとじっくり向き合って、信頼関係を築くことから始めよう。一つひとつ、着実にステップアップして、1年かけて1日18単位を達成できるようにすればいい。いつでも私がそばにいるから大丈夫だよ」
この言葉に、被面談者Dは心から安心できたと言います。
当院の教育は、単に業務を教え込むだけでなく、一人ひとりの個性やペースを尊重し、心の成長にも寄り添うことを大切にしています。
被面談者Dも、「この病院は思っていた以上に新人に気をかけてくれる」と話してくれました。
意外なことに、面談ではこんな声も聞かれました。
被面談者Eは、「土日でも、必ず役職者が勤務されているので、とても安心感があります。平日は忙しくて聞けないことも、落ち着いて質問できるので助かっています」と語りました。
医療現場では、緊急時やイレギュラーな対応がつきものです。特に土日は人員が少なくなりがちですが、当院ではベテラン勢が曜日を問わず現場を支える体制を確立しています。この安心感が、新人や若手職員が業務に集中し、患者さんとじっくり向き合うための大きな支えとなっています。
私たちは、皆さんが安心して働き、専門職として、そして人として成長できる場所であり続けたいと願っています。
この「部署を超えた面談」を通じて得られた声は、当院の大きな財産です。
私たちは、これからも皆さんの声に耳を傾け、より良い職場環境づくりに努めてまいります。
当院でのキャリアにご興味のある方は、ぜひ一度お問い合わせください。
皆さんとお会いできる日を楽しみにしています。
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社会医療法人有隣会 東大阪病院
リハビリテーション部
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TOYOTAが開発した最先端のロボット機器 ウェルウォーク(WW-2000)を導入しました。
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