2025年も、はや半分が過ぎました。
今年の春、当院のリハビリテーション部には、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士合わせて14名の新しい仲間が加わりました。
私たちは、この14名がプロのリハビリ療法士として着実に成長できるよう、様々な試行錯誤を重ねてきました。そしてこの度、約3ヶ月の運用を経て、手応えを感じている新しい取り組みが4つあるので、ご報告いたします。
① カルテチェック:質も効率も劇的向上!
これまでも業務指導担当者がマンツーマンでカルテチェックは実施していましたが、「カルテチェック専用の時間」を設けたことで、その効果は想像以上でした。限られた指導者で対応したので、残りの指導者はカルテの確認に集中でき、新人も質問しやすくなったため、カルテ記載の質と効率が格段に向上しました。新人からは「安心して質問できる時間があるのが心強い」と好評を得ています。
② 自由練習時間の確保:アウトプットで知識を定着!
「働き方改革」を進める中で、残業時間を削減し、業務時間内に技術練習の時間を設けることを実現しました。新人は覚えることが多く、事務作業に追われがちですが、専門職としての本質は「正しい知識と確かな技術」を身につけることです。この時間では、新人が学んだことや気づきを同期同士で共有し、教え合う環境を構築しています。
この取り組みは非常に効果的で、新人からは以下のような声が届いています。
③ 業務チェック:事務作業もスムーズに!
これまで個々の業務指導担当者が対応していましたが、「業務チェックの時間」を設けたことで、カルテチェックと同様に、指導する側と指導される側の双方に良い効果が生まれました。 新人にとって相談しやすい環境が作られ、気づきも増えたようです。また、事務作業で困った際に気軽に質問できるようになったことで、業務もスムーズに進められるようになりました。
④ 臨床の相談会:疑問を即座に解決!
週に1回、業務時間内に「臨床の相談会」を実施しています。
新人が一番悩むのは、日々の臨床での疑問や課題です。この時間では、臨床での疑問を全員でディスカッションしながら学び、解決しています。
新人からは「悩みをすぐに解決できるから、次の臨床に安心して臨める」と非常に好評です。
先輩たちも新人の質問から気づかされることが多く、相互に学び合える関係を築けています。
これらの4つの取り組みは、急性期リハビリテーション課で様々な課題を乗り越えながらスタートしました。正直、「本当に新人のニーズに合うのか?」と不安な部分もありましたが、4月から開始し約3ヶ月で、期待以上の成果を上げています。
当院の新人教育は、課ごとの特性を活かしつつ、1年単位でじっくりと考えています。いきなり多くの患者さんを担当してもらうのではなく、一人ひとりの成長に寄り添いながら、着実にステップアップしていける体制を整えています。
現在、当院では、2026年卒の理学療法士、作業療法士を募集中です。
患者さんとじっくり向き合いたい方、チームで成長したい方、安心して働ける環境でスキルアップしたい方は、ぜひ当院のリハビリテーション部であなたの夢を叶えませんか?
少しでも興味をお持ちいただけた方は、まずは資料請求や病院見学会にご参加ください。
当院の雰囲気や、先輩たちの働き方を直接見て、感じていただければ幸いです。
皆さんにお会いできることを、心より楽しみにしております。
2026年度卒の理学療法士、作業療法士の求人情報は コチラ です
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社会医療法人有隣会 東大阪病院
リハビリテーション部
・急性期リハビリテーション課
・緩和ケアリハビリテーション課
・回復期リハビリテーション課
文責:企画部 部長 安部
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〒536-0005 大阪市城東区中央三丁目4-32
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TOYOTAが開発した最先端のロボット機器 ウェルウォーク(WW-2000)を導入しました。
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