血液透析ろ過(HDF)について
オンラインHDF
大量の透析液(1回の治療で40~50L程度)を補液し、大量のろ過を行う比較的新しいHDFです。近年の主流の治療となってきています。透析液が体内に入っても問題とならないウルトラピュアな透析液が必要になります。

オンラインHDFの補液は透析濾過膜の前から行います。(前希釈方式)

当院の透析装置DCS-200i (日機装社製)
当院では透析液清浄化ガイドラインに準じて、管理方法をマニュアル化し適切な管理を行っています。月に1度、透析液の生菌数とエンドトキシン濃度の測定を行い、安全性の確認を行っています。
また、各透析コンソールにETRF(エンドトキシン除去フィルタ)の設置だけでなく、透析液供給装置にも微粒子除去フィルタ(微ET)を設置し透析液の清浄化に注力しています。

当院の透析液供給装置DAB-NX
透析液を各機器へ送液するときに綺麗に

ETRF(エンドトキシン除去フィルタ)
各機器で身体に入っていく前に綺麗に