[上肢骨折について]
手首の骨折(橈骨遠位端骨折)について
橈骨遠位端骨折とはどのような骨折ですか?
手のひらを着いて転んだ時に、前腕の2本の骨のうちの橈骨(とうこつ)が手首のところ(遠位端)で折れる骨折のことを言います。若年者ではスノーボードなどのスポーツや交通事故が多く、高齢者(特に閉経後の中年以降の女性)は骨粗鬆症などが基盤にある場合、軽微な転倒でも発症することがあります。いずれの場合も、前腕のもう一本の骨である尺骨の先端やその手前の部分が同時に折れる場合もあります。
転倒した時に手をついて受傷するのが、手首の骨:橈骨(とうこつ)です。