[上肢骨折について]
手首の骨折(橈骨遠位端骨折)について
橈骨遠位端骨折のリハビリではどのようなことをしますか?
手術前は怪我していない手の握力や関節の角度測定などの評価を行います。人により力や関節の曲がりに差があるため患者さんの状態を把握し目標を決めるために行います。また術後の注意点や自主トレーニングについて説明します。
手術後は痛みだけではなく、腫れや熱感などの炎症がみられます。特に腫れが続くことで関節が固くなったりと悪影響を与えてしまいます。
そのため初めのリハビリテーションの目標は腫れをとることです。手術前に腫れを取り易くする手の運動について説明し、手術翌日より一緒にその運動を行ないます。
また同時に手を付くことと重たいものを持ってはいけないなどの生活上の注意点について説明します。
そのため初めのリハビリテーションの目標は腫れをとることです。手術前に腫れを取り易くする手の運動について説明し、手術翌日より一緒にその運動を行ないます。
また同時に手を付くことと重たいものを持ってはいけないなどの生活上の注意点について説明します。
手術後問題がなければ、手術翌日~2日ごろには退院し、外来でリハビリに通って頂くことになります。他院でのリハビリを希望される場合は、希望に沿って対応しています。外来リハビリテーションでは術後約8~10週での終了を目指してリハビリテーションを進めていきます。どの時期にどのような練習を行うのか、各時期の目標などをまとめたものがあり、それを基準に訓練を進めていきます。骨折や手術後の状態が異なるので、主治医と相談しながら訓練を実施していきます。