2024年度の診療報酬改定では、一般病棟の在院日数短縮に関してや、急性期のリハについても話題になっています。東大阪病院では、回復期リハビリテーション病棟での土日祝の介入充実を行っていくとともに、急性期病棟でも、人員を確保し、早期からの介入と必要な方への継続的なリハビリ提供について取り組んできました。
リハビリ目的での転院をしてこられた患者さんからも、
「前の病院よりも多くリハビリしてもらえてよかった」
「急性期なのに日曜日もリハビリしてもらえてうれしい」などとお声を頂戴しています。
当院の5階は慢性期障がい者病棟、6・7階は急性期一般病棟、8階は緩和ケア病棟です。急性期リハビリテーションを担当するリハビリ部ではこれらの病棟に加えて、外来リハビリも担当しています。
令和4年度入院・外来医療等における実態調査によると、40 床あたりの療法士数は、全国平均4.2人となっています。当院急性期では、 6.97人(全国平均の約1.7倍)の配置となっています。これは管理運営に関わる管理職も含んだ数値にはなっていますが、急性期病棟でも必要な方にしっかりとリハビリテーション提供を実施し、安心して自宅退院していただけるようにしているからです。
また、全国では土日祝日の訓練においては、土曜日 28.4%、日曜日 67.9 %、祝日 56.8%の施設において未実施となっていますが、当院では、必要性に応じて実施しており、早期から継続的に訓練提供を行っています。
患者さんの治療上の必要性に沿った介入を、職員一同しっかり提供できるように、体制づくりから日々取り組んでいます。
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社会医療法人有隣会 東大阪病院
リハビリテーション部
急性期リハビリテーション課
緩和ケアリハビリテーション課
回復期リハビリテーション課
文責:椎木
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