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言語聴覚士勉強会 記憶障害・半側空間無視×脳卒中ガイドライン
2017-10-19【カテゴリー】STの仕事

 みなさんこんにちはニコニコ
リハビリ部ブログチーム言語聴覚士Kです。

10月も中旬になり、ずいぶん涼しくなってきましたが、いかがお過ごしですか?
気温は下がってきましたが、当院言語聴覚士チームは、今月も熱い勉強会を行っておりますメラメラ

今回はその様子をお伝えさせて頂きます!

今月のテーマは

言語聴覚士勉強会

テーマは

 “記憶障害・半側空間無視×脳卒中ガイドライン” です。

脳卒中ガイドラインとは、

脳卒中の急性期治療、再発予防、発症予防、リハビリなどのガイドラインです。ガイドラインには、各症状に対する治療に関するエビデンス(根拠)が掲載されています。そのため、私たちセラピストも根拠をもった治療をするため、“その治療はどのくらい根拠があるのか”を知っておく必要があります。

今回の勉強会では、記憶障害・半側空間無視のエビデンスについて学びました。どちらも、日常生活に影響しやすい症状です。

まずは、患者さんご自身やその周りの方々に“苦手になったこと”に気付いて頂き、“今できること”で補っていく必要があります。

例えば、記憶障害によって生じる困難を減らすため、“日記やメモ、カレンダーを使う”“タイマー付き時計で何かをする時刻を知らせる“といった代償手段があります。このような手段はグレードB(行うよう勧められる)に位置づけられています(脳卒中ガイドライン2015)。生活に結びつけ、困難を出来る限り減らす工夫を、入院中に見つけ出すことも大切な関わりです。

退院後の生活に繋がるリハビリが出来るよう今後も研鑚して参ります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

文責:言語聴覚士K 
*無断転載禁止

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