新年度が始まりました! 今回は、昨年度末に実施したリハビリスタッフルームの使いやすさ向上に向けた取り組みについてご紹介します。スタッフの意見を基に、アイデアを形にしました。
当院では、年に2回、他部署面談を実施しています。
これは、直属の上司ではなく、人事課と企画部という他部署の役職者が面談を担当することで、職員の困っていることなどを早期に発見することを目的としたものです。面談で出た意見は、本人の同意を得た上で(匿名を含む)、現場の所属長に伝えられます。
昨年、病院移転直後に実施された他部署面談では、新しい病院や新しいユニフォームに対する好評な意見、更衣室が院外ではなく院内にできたことへの嬉しい感想等があった一方で、リハビリ部門のスタッフルームが狭くなったことに対する不満もあがりました。具体的には、旧病院ではリハビリスタッフルーム内にロッカーがあったのですが、それが新病院では無くなりました。結果、荷物や貴重品を置く場所がなくなってしまいました。
不便を感じるスタッフも多く、「貴重品や荷物を置けるロッカーを増やしてほしい」という要望が複数ありました。
写真1:現在の貴重品ロッカー
しかし、ロッカーを購入しても、新病院のリハビリスタッフルームには設置するスペースがありません。
このまま放置するわけにもいきません。
何か別の方法はないものか・・・・・
スタッフ間で、意見を出し合いました。
様々なアイデアを検討した結果、スタッフ数分の深めの大きな書類トレイを購入し、貴重品ロッカーと併用することで、各自が荷物を置きやすくなりました。
写真2:新しい書類トレイ
さらに、以前使っていた書類トレイを再利用し、カーディガンや聴診器を置く場所を作りました。これは、スタッフ同士が意見を出し合って実現したものです。
設備面では様々な制約があり、希望通りとはいかないこともありますが、少しでも働きやすい環境を作るために、スタッフの意見を積極的に取り入れていきたいと思います。
「スタッフのこうなったらいいな」を少しでも拾って、働きやすい環境にしていきたいと思います。
・スタッフの意見を積極的に取り入れることで、より働きやすい職場環境を作ることができる。
・限られたスペースでも、工夫次第で様々な改善が可能である。
・スタッフ同士が協力してアイデアを形にすることで、より良い職場を作ることができる。
今後も、スタッフからの意見を積極的に聞き取り、より働きやすいリハビリスタッフルームを目指していきます。
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社会医療法人有隣会 東大阪病院
リハビリテーション部
急性期リハビリテーション課
緩和ケアリハビリテーション課
回復期リハビリテーション課
文責:リハビリテーション部門 部長 椎木
企画部 部長 安部
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〒536-0005 大阪市城東区中央三丁目4-32
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TOYOTAが開発した最先端のロボット機器 ウェルウォーク(WW-2000)を導入しました。
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