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急性腎不全患者の介入方法の検討 作業療法士 症例検討会
【2020-11-07】カテゴリー:OTの仕事、その他

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 リーダーブログチームの作業療法士のOですニコニコ

 

 朝晩の冷え込み、気温の変化から体調を崩していないでしょうか?   

 私の2歳の息子がいつ体調を崩さないかハラハラする季節になってきました。


今回は先日行われた

作業療法士急性期チームの症例検討会


についてご紹介します。

 

 症例検討会はコロナウィルス感染症の流行前は、毎月の全員出勤日に急性期、回復期合同で行っていました。

 1年目は年3回、2年目は年2回、それ以外の作業療法士は年1回を各月割り当て、業務時間内に行っていました。しかし今年はコロナウイルス感染症対策から、今年は1年目の療法士のみになっており、今回は1年目の療法士の2回目になります。

 

 症例検討会では担当者が「検討したいこと」「悩んでいること」を挙げそれを元に議論します。悩んでいる症例に対して、「評価ができていない」など指摘だけになってしまうと、悩んでいることが解決せず、もやもやだけが残ってしまうので、それを防ぐために検討事項をあげています。また管理職が進行役を務め、ホワイトボードを使用し、評価内容、解釈、対策に分けまとめていきます。これにより、指摘だけではなく、次に繋げられる検討会になることを目指しています。

 

 今回は私が司会進行をしました。

 
 この写真は発表時の様子です。

 発表内容を司会者が書き留めています。

 

 さて今回の発表ですが・・・
 今回の症例は、急性腎不全で入院し自宅退院を目指して作業療法処方が出た患者さん。担当療法士は介入時からベッドで過ごす時間が長く介入に難渋していました(急性腎不全患者の介入方法の検討)。

 

「ベッドから起きてもらうにはどういった関わりや、声かけがいいのか」ということに悩んでいました。

 

 元々自立されていた症例がなぜ寝たきり状態になってしまったのか、何が妨げになっているのかに着目してはどうかという意見や、

 

 血液データなどから全身状態を評価し原因を確認してはどうかという意見があがりました。


 それから、症例の生活史、現在の興味や関心、入院生活での環境変化など何か手掛かりになることは無いか話し合いました。

 

 発表者は質問に対して症例との関わりから、的確に答えることが出来ていました。


 話している中で、必要な情報はあるが、それを介入に繋げることができていなかったことがわかりました。それらを参加者みんなで整理し介入のヒントにしました。また無理に介入しようとはせず、病院でのセルフケア場面を活用して自然の流れで関わっていくという視点もアドバイスにありました。


 発表を聞き、私も作業療法士なりたての頃、基本動作、セルフケア能力を上げるために離床を早く進めないといけないと考え焦っていたのを思い出しました。

 

 評価したことを介入に繋げるには経験も関係してきます。

 他の作業療法士の経験してきたことを知れ、今後の介入の手掛かりにできるのが症例検討会の1つの醍醐味だと思います。経験年数は関係なく、みんなで意見を出し合い、介入のヒントにする。作業療法士のスキルの向上になると思います。


 今回発表者の1年目作業療法士は、作業療法士にとって必要な情報収集が出来ているので、後は解釈、対策に繋げられるようにみんなでサポートしていきます。


 当院は、経験年数が20年以上のベテランから10年目前後の中堅作業療法士が多く在席しています。その経験をみんなで共有し、患者さんの治療に繋げることができるのが強みです。今後も、この経験を共有できる症例検討会を有意義なものにしていきます。
 
最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 

 

 

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