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緩和ケア病棟での自宅復帰への関わり
2018-11-22【カテゴリー】PTの仕事

リーダーブログチームの、
急性期チーム理学療法士Aです。

今回は、緩和ケア病棟に入院されている方が自宅復帰することを目標として、他職種の方と共に関わったことをご紹介したいと思います。

 その患者さんは、

   強く在宅復帰を望まれている方でした。

ただ、筋力低下などがあり自力で起きたりすることが難しく、ご自身一人では在宅生活が困難な状況でした。また介護保険を申請されておらず、利用せずに過ごされてきた環境にありました。

まず当院のMSW(社会福祉士)に、保険制度の説明や申請の手続きのサポート、ケアマネージャーへの連絡等の在宅へ戻る為の介入をして頂きました。

そして、リハビリでは理学療法士と作業療法士で分担しながらベッドから離れて過ごす練習をしつつ、ご本人の希望と現在の能力のすり合わせを行いながら、少しでも介助量が軽減することを目標にリハビリに取り組んでいきました。

この結果、起き上がりや車いすへの乗り移りには介助を要しますが、車いす自操できるまでに回復されました。

入院が続くと不安やストレスが溜まってしまうので、看護以外にも看護師さんには、入院中のストレスや、リハビリ時に私たちには話をされなかった自宅でしたいことについてのご希望を聞いて頂きます。

少しでもご本人の希望に沿った、自宅生活を送れるように関わらせて頂きました。


この様に他職種と分担しながら

それぞれの分野で専門としていることで介入していきます。

当院では、

「緩和ケア病棟でも担当医師の指示の下
必要なリハビリを提供する。」

としてリハビリ介入させて頂いています。

自宅へ戻りたいご希望の方には、それが叶うようにこれからも少しでも良い治療やサービスの提案を提供できるようにしていきたいと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。 

文責:理学療法士A
*無断転載禁止

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