今回は、院内・院外での療法士の仕事についての紹介活動をご紹介します。
リハビリという言葉は、一般的に知られるようになっていますが、病院や施設、また患者さんの疾患や病期(急性期か慢性期かなど)によって、行われることは、機能的な改善から日常生活改善、余暇的な事まで幅広いことや、ご本人への関わりからご家族への指導、環境調整まで幅広いため、
実際にどのようなことが出来るのか?
どんな風に仕事をしているのか?
など、細かな部分では、医療職間でもまだまだ知られていないことも多いです。
先日、新人看護師を対象に、リハビリ療法士の業務について紹介する研修をさせてもらいました。
これは、数年前から看護部と連携し、させてもらっている活動です。療法の院内での動きを入職早期に知っていただくことで、療法士とコミュニケーションがとりやすくなるし患者さんの為の協業が行いやすくなると考えたためです。
療法士の養成学科と看護師の学科が併設されていることはありますが、学生時代は、自分の専門学科の事で精一杯で他職種の事も学びはしますが、お互いの業務の実際まではほとんど学ぶ機会がすくないのが実情です。
私も、仕事をしだしてから、看護師の業務には書類業務が多かったり、看護計画を立ててそれに基づいて関わりを展開されているんだということを知りました。
看護師も同じで、リハビリの療法士が1日の仕事をどんなようにしているかは、ほぼ学ぶ機会はないのです。
研修では「リハビリテーションとは?」をテーマに、広い意味でリハビリテーションとは、療法士が行う訓練だけを指すわけではないということや、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)の3職種それぞれの役割や専門性について紹介しました。

(リハビリについての講義の様子)
さらに今年は、講義で動画や症例を用いながら、患者さんがどのように回復していくのか、療法士がどのような視点で関わっているのかを説明しました。
また、病棟で看護師と療法士がどのように連携し、患者さんの離床やADL向上、退院支援につなげているのかについても具体的な事例を交えながらお伝えしました。

(PT主任より、実際の患者さんへの関わりを紹介)
患者さんの回復を支えるためには、職種ごとの専門性だけでなく、お互いの役割を理解し連携することが欠かせません。
今後も地域の医療機関や院内の多職種との連携を深めながら、より良いリハビリテーションの提供につなげていきたいと思います。
また、5月に開催された病院と地域にお住まいの患者さんの診療にかかわっておられるクリニックの先生方との集まりで、当日ご出席されたクリニックの先生方に対して、リハビリ業務の紹介の機会がありました。
この集まりは、地域で在宅医療を実施されている先生方との情報共有や交流を目的としているもので、顔の見える関係であることで、入院前後のやり取りが円滑になることや、必要な患者さんに必要な医療を提供できることに繋がるからです。
今回はリハビリテーション部PT主任が登壇させていただき、当院のリハビリテーション体制や特徴について紹介するとともに、近年力をいれて取り組んでいるがん患者さんへのリハビリテーションの取り組みについて発表を行いました。
当院では急性期から在宅まで、多職種が連携しながら患者さんの生活を支えるリハビリテーションを実践しています。
発表では、当院での最近のがんリハビリの取り組みを知っていただく貴重な機会となりました。
情報が届き共有されることで、より円滑な地域連携につながればうれしく思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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社会医療法人有隣会 東大阪病院
リハビリテーション部
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・回復期リハビリテーション課
文責:リハビリテーション部 部長 椎木
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