検査課
睡眠時無呼吸症候群(SAS サス)の検査
睡眠時無呼吸症候群(SAS サス)とは?

どんな病気?
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、眠っている間に呼吸が止まってしまうことによって、日常生活に支障をきたすような症状が現れたり、他の病気にかかりやすくなってしまう疾患です。
どのような人がかかりやすい?
- 太っている
- 首が短く太い
- あごが小さい
- 舌や軟口蓋が肥大している
- 高血圧,糖尿病
どのような症状が起こるのか?
- いびきをかく
- 息が止まる
- 日中の強い眠気
- 倦怠感・頭重
- 口の渇き
- 何度もトイレに起きる
- 寝汗をかく,寝相が悪い
- 集中力・記憶力の低下
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の合併症について

合併しやすい疾患
- 高血圧
- 狭心症
- 心筋梗塞
- 心不全
- 脳卒中
- 糖尿病
- 多血症
- 胃食道逆流症
- 性機能障害
睡眠時無呼吸症候群(SAS)検査の流れ
- 問診・日中の眠気の調査
- 簡易検査(自宅または入院)※¹
AHI※²が40以上かつSASの症状が明らかな場合、もしくはAHIが20以上でCPAP治療※³を実施する場合があります。※²AHI(Apnea Hypopnea Index)とは、1時間あたりの無呼吸及び低呼吸の回数のことです。 - ポリソムノグラフィー(PSG検査)(1泊)※⁴
- 診断・治療
※³CPAP療法とは、専用のCPAP装置からホースと鼻に装着したマスクを介して、空気を気道へ送り込み、気道がふさがらないように圧力を加え続ける治療法です。
SAS簡易検査とは?※¹
小型の携帯装置を自宅で一晩装着します。下図のように鼻(呼吸)と指(血液中酸素濃度と脈拍)にセンサーを装着します。
装置が空いていれば、当日貸出(翌朝返却)ができます。
検査結果により、より詳しい検査が必要な場合は、PSG検査を行う場合もあります。
~SAS簡易検査の費用について~
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の簡易検査には健康保険が適用されます。
詳しい費用については医師または職員にお聞き下さい。
簡易検査の費用は約3,000円です。
初診料・再診料の他、入院を伴う場合、または別の検査を併せて行う場合などは状況に応じて別途費用がかかります。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の簡易検査には健康保険が適用されます。
詳しい費用については医師または職員にお聞き下さい。
簡易検査の費用は約3,000円です。
初診料・再診料の他、入院を伴う場合、または別の検査を併せて行う場合などは状況に応じて別途費用がかかります。

簡易SAS検査の様子

簡易SAS検査装置
ポリソムノグラフィー(PSG検査)(1泊)※⁴
睡眠状態と呼吸状態を併せて判定する専門的な検査です。1泊の入院検査をする場合がほとんどです。
脳波、呼吸状態、動脈血酸素飽和度、体位、心電図などを総合的に判定します。
取り付けるセンサー類は多くなりますが、痛みを伴うものではありません。
睡眠時無呼吸症候群検査の予約・問い合わせについて
予約・問い合わせ窓口を設けました。まずは遠慮なくお電話ください。
【医療機関からのお問い合わせ】と【個人でお問い合わせの方】で窓口が異なりますのでご注意ください。
[医療機関からのお問い合わせの場合]
06-6932-0369(地域医療連携室直通)
急な患者様への対応やご紹介などご遠慮なくお電話下さい。
[個人からのお問い合わせの場合]
06-6939-1121(代表)
特に症状がなくても何か困ったり相談したいことがありましたら遠慮なしにご来院下さい。
検査課宛てにご連絡下さい。