今日は、2025年11月21-22日にかけて、大阪市にあるマイドームおおさかで開催された「リハケア合同研究大会2025」に参加・発表した体験についてお伝えします。
本大会は、リハビリテーション・医療・福祉・介護など多職種の専門家が一堂に会する日本最大級の合同研究大会で、今年のテーマは 「動いてナンボ! 動かしてナンボ!─『動く』が支える 人・地域・日本」。
日本全国から、医療関係の20の職種、2180名の参加者が集まり、普段の臨床現場ではなかなか触れられないような最新の研究成果や実践報告、そして地域包括ケアや多職種協働に関する取り組みなど、幅広いテーマが扱われていました。

たとえば「セラピスト動いてナンボ!~セラピストの業務指針「セラピスト10か条」「POS5か条」を土台に動く~」では、事例を提示しながらの講義で、それぞれのリハ職種に求められていることをどう臨床場面で取り組んでいくか、どんな風に力を発揮していけばよいのかを考える機会になりました。
ランチョンセミナーでは、Enhanced Recovery After Surgery(術後早期回復プログラム、ERAS)についての講義を受けました。
慣習的な方法で術前・術後の管理をするのではなく、医療技術や知識をエビデンス(科学的根拠)に基づいて活用することで、患者の術後回復力を強化し、患者の術後を改善する方法として、日本の人工関節の回復を加速させる仕組みとして注目されています。
欧米ではTKAやTHAは術後当日から歩行といったこともあるそうです。
手術の手技に特定されるわけではなく、術前からの患者教育や術後のケアなど複数の項目に亘る関りで、当院でも出来るところからぜひ取り入れていきたい取り組みだと思いました。
福祉用具や治療機器の展示もあり、様々な移動に関する福祉用具やVR技術を取り入れた治療機器など、体験することもできました。
多様な視点から「動く/動かす」をテーマに議論されており、私自身も非常に刺激を受けました。

(機器展示ではスタンプラリーもあり、大阪名物も楽しめるような工夫がされていました)
私自身も両上肢に機能低下を呈した整形疾患患者さんについて作業療法支援をした体験をポスター報告しました。約1週間で、ADL支援や家族指導を行い自宅退院ができた方です。
基本動作は理学療法追加を医師に相談し、腕神経叢損傷下位型もあったためIVESを使用した機能面への関りも行い、安静度の中で、ご本人さんの能力も活かしつつ、どうやれば安心してご家族が介助できるかを工夫して関りました。
際の介助指導も体験して頂き、これなら私にもできそうとご家族様も安心して頂けて退院に繋がりました。
質疑応答では予想以上に多くの質問や関心を寄せていただき、発表後も意見交換させていただけるなど、良い経験をさせてもらいました。

(ポスター発表が終わり、写真を撮ってもらいました)
今回の参加を通して得た学びや気づきは、当院に戻ってからの臨床実践やケアの質向上につなげていきたいと思います。
また、今後もこうした学会や研究大会への積極的な参加を通じて、チームでより良いケアの形を模索し、地域の方々や利用者の皆さまに還元していきたいと感じています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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社会医療法人有隣会 東大阪病院
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文責:リハビリテーション部 部長 椎木
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