お知らせ
防災訓練を実施しました
10月18日(土)に、防災訓練を実施しました。本訓練は、大規模地震発生を想定し、発災直後から避難者の受け入れまでの流れを確認することを目的としました。
今回は、特に災害時の人命救助に焦点を当て、以下の項目について訓練を行いました。
▶災害対策本部の設置・情報伝達訓練
発災時の緊急院内アナウンスを合図に訓練を開始。
迅速に災害対策本部を立ち上げ、院内の被害状況、外部機関との情報共有ルートを確立する訓練を実施しました。


▶トリアージ・応急診療訓練
多数の負傷者や一般避難者が病院に来院したという想定のもと、傷病の重症度と緊急度を判断する「トリアージ」訓練を実施しました。
トリアージとは?
災害発生時に、限りある医療資源(人員・物資)を最も有効に活用するため、負傷者の状態を瞬時に判断し、治療や搬送の優先順位を決定することです。
医師・看護師が中心となり、トリアージタグを用いて負傷者の識別と優先順位付けを迅速に行い、応急診療に移行するまでの一連の流れを確認しました。

▶患者搬送訓練
動けない患者さんや重症患者さんを安全かつ迅速に避難場所へ運ぶための搬送手順を確認しました。


▶訓練を終えて
今回の訓練を通じて、災害発生時の連携体制や、トリアージ判断における迅速性など、現時点での当院の対応力と課題を具体的に把握することができました。
訓練で得られた貴重な経験と課題点を活かし、今後はより実践的な改善策を講じてまいります。
職員一同、「災害医療の担い手」としての責任を強く認識し、予期される大規模災害への対応力と地域への貢献度を一層向上させていくよう努めてまいります。
今後も継続的に訓練を実施し、有事の際に適切な行動が取れる体制を維持・強化してまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。















