冬に悪化しやすい数値、知っていますか?
2025-12-26
~寒い季節こそ健診が大切な理由~
寒さが本格的になる冬は、体調を崩しやすい季節です。
実はこの時期、自覚症状がなくても検査の数値が悪化しやすいことをご存じでしょうか。
「特に困っている症状はないから大丈夫」
そう思っている方ほど、冬の体の変化には注意が必要です。今回は、冬に悪化しやすい代表的な数値と、その理由についてご紹介します。
血圧:寒さで自然に上がりやすい
冬は気温が低くなることで血管が収縮し、血圧が上昇しやすくなります。
また、外出や運動量が減ること、塩分の多い食事が増えることも影響します。
「夏は正常だったのに、冬の健診で高めと言われた」
というケースは決して珍しくありません。
高血が上がると脳卒中や心筋梗塞などのリスクが上がります。
血糖値:年末年始の食生活に要注意
冬は忘年会や年末年始の集まりなど、食事量や糖質・アルコールの摂取が増えやすい季節です。
また、血圧と同様に寒さで外出の機会が減り運動不足になりやすい時期でもあります。
その影響で、血糖値やHbA1cが上昇する方も少なくありません。
コレステロール:寒さと食生活、運動不足
LDLコレステロール(悪玉コレステロール)も冬に高い傾向を示す検査です。
血圧や血糖値同様に寒さと季節特有の食生活の変化と運動量の低下が要因と考えられます。

「少しの変化」に気づくことが将来の安心につながる
これらの数値の変化は、どれも日常生活では気づきにくいものです。
しかし、放置すると将来的に心臓病や脳卒中、慢性疾患につながるリスクがあります。
国保プラス健診で、冬の体をしっかりチェック
当院で実施している国保プラス健診では、上記の血圧・血糖値・コレステロールに加えて、
身体計測や尿検査、心電図、聴力検査、胸部エックス線検査など、一般的な健康診断の項目が含まれています。
まとめ
冬は、体に知らないうちに負担がかかりやすい季節です。
この時期に健診を受けることは、来年の健康を守る第一歩にもなります。
「今年の健康状態を一度確認しておきたい」
そう思われた方は、ぜひ国保プラス健診の受診をご検討ください。
なお、国保プラス健診は大阪市国保の加入者が対象ですが、大阪市国保以外の方が受けられる健診もあります。
当院の人間ドック・健診センターでは、皆さまの健康づくりを丁寧にサポートしています。
ご不明な点やご予約についても、お気軽にお問い合わせください。
文責:人間ドック・健診センター 臨床検査技師 石田徳子