新年は「健診結果の見直し」から。数字を“今年の味方”にする3ステップ
2026-1-13
年が明けると「今年こそ健康的に…」と思いつつ、気づけばいつも通りの生活に戻ってしまう。そんな経験はありませんか?
実は1月は、健診結果を見直して生活を整え直すのに最適なタイミングです。なぜなら、年末年始で食事・睡眠・運動のリズムが変わりやすく、“体のクセ”が数字に出やすい時期だからです。
今回は、健診を「受けっぱなし」にしないための、結果の活かし方3ステップをご紹介します。

ステップ①「判定」より先に“変化”を見る
健診結果でまず確認したいのは、A・B・Cなどの判定だけではありません。
去年(または前回)と比べて上がった/下がった項目に注目してみてください。
・血圧が少し上がった
・HbA1c(血糖の指標)がじわっと上がった
・LDLコレステロールが上がった
・肝機能(AST/ALT/γ-GT)に変化があった など
大きな異常がなくても、「少しの変化」は生活習慣を立て直すサインになります。
また、少しの変化であれば改善するのも容易です。
ステップ② “1項目だけ”行動に変える(やることを絞る)
改善は、いきなり全部やろうとすると続きません。
おすすめは、健診結果からいちばん気になる項目を1つだけ選ぶことです。
例)
・血圧が気になる → 「麺類の汁は残す」「外食は“塩分控えめ”を選ぶ」「適度な運動(30分以上の軽く汗ばむ程度)を心がける」
・血糖が気になる → 「間食は“毎日→週3回”に」「野菜は毎食とるよう心がける」
・中性脂肪が気になる → 「お菓子や甘い飲み物を控える」「揚げ物は頻度を半分に」
・腎機能が気になる → 「水分をこまめに」「塩分を控える」「高血圧や糖尿病のある方は治療する」
ポイントは、“ゼロか100か”ではなく、続く形に落とすこと。小さな変更でも、3か月後に数字が変わってきます。
ステップ③ 「再チェック」の予定を先に決める
生活習慣の改善は、目標日がないと曖昧になりがちです。
そこで、次の健診(または受診・相談)の時期を先に決めるのがおすすめです。
当院の国保プラス健診は、特定健診の基本項目に加えて、胸部X線・心電図・貧血・視力・聴力が追加され、より多角的に体の状態を確認できます。
「去年は大丈夫だったけど、今年は少し気になる」——そんな“変化”を早めに拾うのにも役立ちます。
まとめ:1月は「数字の棚卸し」で、1年が変わります
健診は“異常を見つけるため”だけでなく、今の暮らしを微調整するためのツールです。
今年のスタートに、健診結果を一度見直してみませんか?
国保プラス健診は、大阪市国民健康保険に加入の満18~74歳の方が対象です。
ご予約・ご相談はお気軽にお問い合わせください。
文責:人間ドック・健診センター 臨床検査技師 石田徳子