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コロナ禍における患者さん、ご家族、医療従事者の私たち
2021-05-10 / カテゴリー: その他

 

こんにちはおねがい

東大阪病院 看護部 本館3階整形外科・消化器外科病棟の看護師Iです。

 

桜の季節も終わり、GWも終わり、これから少しずつ気温も上がり、夏に近づいていきますね。
この暑さの中でも現在コロナ禍であるため、マスク着用をしなければいけません。


暑さ対策とともに、手指消毒・手洗いうがいを行い、暑さに負けず、感染予防に努めていきましょう!!

 




当病棟には整形外科チームがあります。
今年は新しい医師2人、PT(理学療法士)を迎えることになりました。
整形外科チームの活動は、毎月2回の整形外科回診、退院支援の強化、手術室見学の調整、他職種との連携、勉強会の開催、スタッフの知識・技術・ケアの質の向上などがあります。


 

整形外科回診は整形外科医師、看護師、リハビリ療法士、OP室看護師、MSW(医療ソーシャルワーカー)といった他職種でカンファレンスを行い、術後の経過やリハビリの進捗状況、今後の方向性などを話合います。


その後、実際に患者さんの病室へ訪室します。


そうすることで直接患者さんの思いや悩みなどを聴くことができる場合もあります。




またいつもとは違う患者さんの表情を見ることもできます。普段は患者さんと私達看護師だけの空間ですが、そこに回診の時は他職種が加わるためです。

カンファレンスは患者さんのことを知る、とても貴重な時間でもあります。

 




今はコロナ禍ということもあり、病院全体が面会禁止となり、入院後はご家族が患者さんに会うことができません。

そのため、ご家族が、入院前と入院後の患者さんのADLのギャップや認知面に対して困惑される場面も少なくありません。


ご家族の声としては、




 「今まで歩けていたのに…」




 「トイレだけは自分で行ってほしい」




 「退院後、施設は考えていません」




 「車椅子になったら家で生活は難しい」




 「認知面が心配」 等




といったものがありました(一部抜粋)。


コロナ禍前は、病棟での様子や、リハビリ見学などを通して、ご家族も患者さんの今の状態を知る機会がありましたが、今はそれらができにくい状況です。




ご家族は患者さんの様子を看護師からの口頭でしか知ることができません。




病状や経過に変化があれば医師からの説明もありますが、実際に患者さんの様子を見ることができないのは、ご家族だけでなく患者さんにとっても、とても不安であることに間違いありません。


そのため、患者さん・ご家族の意向や思いを確認できない、確認不足が生じ退院調整が遅れる、方向性が見いだせないといった状況になることもありました。




患者さん・ご家族に安心して入院生活を送っていただくためには、スタッフの知識・技術・ケアの向上が必須です。

感染予防を徹底し、少人数での勉強会開催など工夫をしていく必要があります。


患者さん、ご家族が、できるだけ不安を抱かれることなく退院していただけるように、患者さん・ご家族はもちろん、整形外科回診のメンバー職種、担当ケアマネージャーや施設関係者などと適宜情報交換・共有を行っていく必要もあります。


整形外科チームとして、患者さん・ご家族のご希望に沿い、スムーズな退院調整ができるよう頑張っていきます!!