 
		    
		術前の入院生活について
	
	
	 
		入院生活
- 術前の入院生活について
- 術後の入院生活について
- 内視鏡検査前後の入院・退院Q&A
Preoperative 術前の入院生活について
			入院の必要性は、検査の種類、患者さんの状態などで異なります。
			一般的には、以下のような場合に術前入院が検討されます。
術前入院が検討される主なケース
大腸内視鏡検査
						十分な腸管洗浄が必要な場合。
						自宅での下剤服用が困難な方や、高齢の方、合併症のある方などが対象となることがあります。
						
						ERCP (内視鏡的逆行性胆管膵管造影)+
						ERBD (内視鏡的逆行性胆道ドレナージ) などの特殊な内視鏡検査
						
						検査自体が比較的侵襲的であるため、術前後の経過観察のために入院することがあります。
患者さんの状態
- 高齢である、または基礎疾患(心臓病、呼吸器疾患、糖尿病など)がある場合
- 過去に内視鏡検査で合併症を起こしたことがある場合
- 遠方にお住まいで、検査前後の通院が困難な場合
術前入院の流れ(一般的な例)
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					検査前日(入院初日)
					- 病院に到着後、病棟と時間調整を行い、入院病棟へご案内します(検査説明は入院申込時に終了しています)。
- 夕食は消化の良い検査食が提供されます。通常、20時頃までに済ませます。
- 夜に下剤を服用することがあります(特に大腸内視鏡検査の場合)。
- 水分は水やお茶、スポーツドリンクなどを摂取します(検査前日は量は自由です)。コーヒー、牛乳、ジュースなどは避けるように指示されることが多いです。
 
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					検査当日
					- 朝食は絶食となります。
- 検査時間に合わせて準備(着替えなど)を行います。
- 鎮静剤を使用する場合は、点滴などの準備が行われます。
- 検査後、リカバリールームで安静にする時間があります。
- 医師から検査結果の説明を受けます。
 
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					検査後
					- 状態が安定していれば、当日または翌日に退院となります。
- 病理検査などを行った場合は、後日改めて結果を聞きに行くことになります。
- 食事や生活に関する注意点の説明を受けます。
 
検査前日の食事について
内視鏡検査の種類によって食事制限の内容は異なりますが、一般的には消化の良いものを摂取するように指示されます。
推奨される食品
					白米、おかゆ、うどん(具なし)、食パン、鶏むね肉、白身魚、豆腐、じゃがいも、バナナなど。
					
					避けるべき食品
					玄米、雑穀米、きのこ類、海藻類、野菜類、果物(特に種が多いもの)、乳製品、脂っこいもの、繊維が多いもの、香辛料の強いものなど。
					
				重要な注意点
- 服用中の薬がある場合は、事前に必ず医師、看護師に伝えてください。
 特に、血液をサラサラにする薬(抗血栓薬、抗血小板薬)は、検査前に休薬が必要となる場合があります。
- 不明な点や不安なことがあれば、遠慮せずに医療スタッフに質問してください。
					ご自身の受ける内視鏡検査の種類や、病院からの指示を
しっかりと確認することが大切です。
				
			しっかりと確認することが大切です。
 
		 
		 
			 
			