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ストーマを造設後、ご自宅退院されました。退院後のストーマ管理。
2020-11-13 / カテゴリー: 質向上への取り組み

 

 

こんにちはおねがい
東大阪病院 皮膚・排泄ケア認定看護師のMです。


皮膚・排泄ケア認定看護師
は、人工肛門(ストーマ)ケア・創傷ケア・失禁ケア領域の看護分野において、専門的な知識と技術を提供するために院内・外での活動を行っています。

 

入院期間だけではなく、退院後の在宅療養中の患者さんのお宅に訪問し、退院後の生活をフォローさせていただく在宅患者訪問看護指導があります。

これは専門性の高い看護師が多施設の訪問看護師とともに患者さん宅へ訪問して認定分野でのケアのお手伝いをすることです。


つい先日も当院で人工肛門を造設されてご家族の待つ自宅(退院された患者さんの元)へ訪問看護師さんと共に伺いました。


人工肛門を造設されたら、ご本人やご家族に退院後の生活を送る自宅でのケアがしっかりと行えるまで関わり、安心して退院していただけるようにしています。

ですが、当院では新型コロナウイルス感染拡大防止のため、面会を制限している中での関わりとなりました。

このため、ご家族は不安を抱えたままでの退院となりました。

そこで、ご家族に退院後、感染対策をしっかりと行ったうえで、ご自宅に訪問し、ケアをさせていただきたいことをお伝えしました。

ご家族もご不安だったようで「是非!」と快く同意してくださいました。


訪問当日、ご自宅に訪問看護師と共に訪問し、退院後の生活状況をお尋ねすると「特に退院当日の夜が一番大変でした。ストーマ装具がはがれてしまい、その交換を2人(お子様ご夫婦)で協力してやって何とかできたんです」というお話がありました。

(その後は少しずつ慣れてきたそうです)

 

また、日常生活を送る中で疑問に思われたことも質問されました。

内容は自宅介護ならではのもので、

「装具交換する時の袋の種類はどれがいいか」など、

小さなことでも不安の軽減につながるようお話しさせていただきました。

 

そして患者さんにストーマ装具交換を実施させていただきました。

とても良い状態であったためご家族のケアが行き届いているとお伝えすると

「教えてもらった通りにしています。よかった。良いと言われたらほっとします」と話されました。

患者さんは終始、入院中には見られなかったとても良い表情をされておられ、趣味の編み物まで披露してくださいましたキラキラ


医療処置をご自身で行えない方の退院はご家族などのお手伝いが増えます。

ですが、長年住み慣れたご自宅へ退院され安心した生活をされていると患者さんだけでなくご家族からも笑顔が溢れていました。

 

この笑顔のため、今後も感染症対策をしっかりと行いながら、患者さんの生活に沿った指導を入院中から退院後まで支援し続けていきたいと思います。