TOP > スタッフブログ > 急性期作業療法で使えるアクティビティ~割き布で作る三つ編みコースター~

急性期作業療法で使えるアクティビティ~割き布で作る三つ編みコースター~
【2020-11-21】カテゴリー:OTの仕事、リハビリ部 部長より

最新の記事

皆さんこんちには。
管理職ブログチーム リハビリテーション部部長の作業療法士 椎木ですニコニコ
2020年も残すところあと1か月余り…
どんな一年だったでしょうか?

 

さて、今回のテーマは

「急性期作業療法で使えるアクティビティ~割き布で作る三つ編みコースター~」 です。


急性期作業療法というと、機能訓練中心なイメージがあるかもしれません。
確かに、治療に平行して、まず機能を改善する関わりの割合は多いかもしれませんが、当院では患者さんのリハビリ以外の時間の使い方を考えた時にアクティビティを活用しています。 


ただ、臨床上活用するのに、アクティビティによっては導入しやすい/しにくいがあります。 

 

急性期病棟では在院期間が短く、成功体験を得てもらうには、作成期間や手順の難易度、費用面などによって導入のしやすさが左右され、どんなアクティビティを選択するかが作業療法士の腕の見せ所です。


今日は、安価で導入しやすいアクティビティ割き布で作る三つ編みコースター』を紹介します。

 

先日内科疾患の女性患者さんで、認知機能もしっかりされていて、上肢機能には問題はないけれど、体力が低下されていて長時間起きて過ごすことが難しいという方に対して提供するアクティビティについての相談があり、このアクティビティ『割き布で作る三つ編みコースター』を紹介しました。 

このコースターは3つの利点があります。


 ①実用的に使用できる


 ②あまり布で作るので費用がかからない


 ③作り方もカンタンで、作業する姿勢や作業時間の
   段階づけがしやすい


デメリットは、糸くずが出てしまうこと。

 

病院の作業療法では、材料の調達や、在院期間中に完成できるかに悩みます。
作ってもそれほど見栄えが良くないとやる気につながりません。
訓練のない時間に行ってもらうには、患者さんが一人で出来るように、ある程度の簡単さが必要です。
ただ簡単すぎてもやる気が出ない。 
療法士が準備に使う時間も短いほうが良いです。
そんなお悩みを解消できる利点があります。 

 

 

【作り方】
余り布にジグザグに切り込みを入れ、1本の紐状(割き布)にします。
 これを3本用意します。
 (余り布は厚さがある方が、仕上がりが綺麗で扱いやすいです)
 

 

 

3本を玉結びし、三つ編みをします。編み終わりは玉結びします。
 途中で紐が足りなくなったら、結んでつなげます。
 作業途中で中断する場合は、洗濯ばさみなどで止めておくと
 ほどけません。
 

 

 

 

一定の長さが編みあがったら、玉むずびを隠すように、
  円形または四角にかがっていきます。
  かがるのはザクザク大きくかがって大丈夫です。 
 (針が難しい方は、代行しても良いですし、布用接着剤を
    使用しても良いです) 


 コースターのようにしなくても、台紙に貼りつけてコラージュにしてもいいですよねウインクキラキラ

 

 当院では、他にもカンタンで仕上がり感の良いアクティビティを患者さんの治療目的に合わせて提供することがあります。 
 私自身、現在は管理業務が多く、患者さんに関わる仕事は少なくなっていますが、脳外・整形の手術をたくさんする急性期病棟~デイケア・訪問リハ・特養まで様々な職場での治療経験があり、機能訓練からアクティビティなど、引き出しをたくさん持っているので、他の作業療法士の悩み解消に、持っている知識・技術をフル活用していますグッ


ブログにすることで、何らかのヒントにつながればうれしいですニコニコ


クリスマスまでに、クリスマスにも使えるアクトを御紹介予定です。 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

ページTOPへ