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2018/01/27
  骨粗鬆症(骨粗しょう症)とは?

骨粗鬆症についてご紹介します。

骨粗鬆症は、女性の皆さんにとっては乳がんより身近な病気かもしれません。また、閉経だけでなく加齢によっても骨粗鬆症が起こりやすくなるため、男性の方も無関係ではありません

骨粗鬆症は、自覚症状が乏しく、

 

「背中が丸くなる」

 

「身長が縮む」

 

といった症状が徐々に起こるため、『病気』と気が付かないことが多い病気です。よって、気が付いた時には病状がかなり進行していたということも少なくありません。骨粗鬆症により高齢者が股の付け根を骨折すると治療に時間がかかり、その間に全身の機能が低下し、寝たきりになるおそれがあります。

骨粗鬆症とは、

骨が弱くなり

骨折しやすくなる

病気です。

◎骨が弱くなる = 骨の強さ(骨強度) が低下すること
皆さん、『骨が丈夫だ』『骨が強い』という言葉を聞くことがあると思います。
では、『骨の強さ』とは何によって決まるのでしょうか?

 骨の強さ(骨強度) = 骨密度 + 骨質(こつしつ)

◎骨密度(bone mineral density : BMD)とは
骨に含まれるカルシウムやリン酸塩などの骨塩=ミネラル成分の総量のことです
左下の図のように、ミネラルをたっぷり含む骨密度の高い骨は、隙間が少なく丈夫です。
しかし、骨密度の低い骨は右下の図のように中身がスカスカで、わずかな衝撃でも折れやすくなります。

 

カルシウムの99%は骨に蓄えられています。

しかし、残りの1%は血液中に含まれており、全身の機能を正常に保つという重要な役割を担っています。

体に必要な血液中のカルシウムが不足すると、骨に蓄えられたカルシウムが溶け出して血液中の不足分を補います。すると、骨の量が減ってしまい(骨密度が低くなり)、骨粗鬆症につながるのです。

◎骨質(こつしつ)とは
骨質:骨の質には、骨の新陳代謝・骨に含まれるコラーゲンやたんぱく質の強さ・レントゲンでは分からないくらいごく小さな微小骨折等が影響します。

特に コラーゲン は、骨の体積の約50%を占めています。
仮に骨を鉄筋コンクリートの建物だとすると、カルシウムはコンクリート、コラーゲンはコンクリートに埋まっている鉄筋の役割をしています。
このコラーゲンが劣化や減少をすると骨粗鬆症になることが明らかになってきています。

どんなにコンクリートの密度が高くても(コンクリートに隙間がなくても)、中心にある鉄筋にヒビが入っていたり不均一であったりすれば建物全体の強度は下がる=弱くなります。

 

骨の新陳代謝 のスピードも、骨質を決める要素のひとつです。
骨は日々新しく作り変えられています。破骨(はこつ)細胞によって古くなった骨は溶かされ、溶けた部分に骨芽(こつが)細胞がカルシウムをくっつけ新しい骨を作ります。成長期には破骨細胞より骨芽細胞が活発に働くため、骨の量は増えていきます。
しかし、加齢や閉経とともに、破骨細胞が骨を溶かすスピードに骨芽細胞が骨を作るスピードが追い付いていけなくなると骨の量が減っていきます。

☆骨の強さ(骨強度)は、
  骨密度と骨質によって決まります。

骨強度に影響する割合は、骨密度が70%ほど、骨質が30%ほどです。
よって、カルシウムだけをたくさんとれば骨が強くなるというわけではないのです。

   骨の強さ(骨強度)
= 骨密度(70%) + 骨質(30%)

☆骨粗しょう症を予防するために
カルシウムを十分摂取するとともに、カルシウムの吸収を促す栄養素を食事に取り入れる必要があります。また適度な運動が骨の新陳代謝を盛んにし、骨を強くするのに有効です。

まずは、自分の骨の現状を把握することが大切です。

 ▶骨粗鬆症の原因について知りたい方はこちらからご確認下さい。

▶骨粗鬆症の症状について知りたい方はこちらからご確認下さい。

 

東大阪病院では、超音波骨密度装置による骨量検査を実施しています。

 

 

足のかかとの骨に超音波を通し測定します。

放射線を使用しないため被ばくの心配がなく妊娠中の方でも測定可能です。
測定時間は5分ほどです。痛みは全くありません。
人間ドックや健診にて、オプションとして追加することができます。

 

自分の骨の強さを確認し、
“これから先できるだけ健康に過ごすためには何が必要か”確認しましょう!!

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